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kazutaka_ueyama’s blog

日記かな?

大阪都構想 住民投票雑感 その1.5

住民投票の集票結果に対して何か様々な物言いが各所で飛び交っているようで。

 

自分として何を読み取れたかと言うと、各年代毎での投票傾向が拮抗している中、趨勢を決める最後の要素がシルバー層の賛否比率となったと言うことで、そういう意味においてはシルバー層の影響を受けた投票と言うことで総括の結びとするのはまあ妥当。だが、何かそのシルバーデモクラシーと言うか、どうやっても老人が全てを持っていく構造になってしまうかの様に言いふらすのは如何なものか。

 そもそも各所で貼られている様々な側面からの結果のどれを読んでも賛否の比率が微妙だったと言う訳で、仮に今回の結果から70代の投票結果を除外して見直したとしてどうか。現役世代の投票結果で賛否の比率として、少なくとも6:4ぐらいとなってようや絶対的な世代主体の結果と言えるのではないか。それくらいの比率を見せた世代が他には無かった訳で賛否を決める要素は他に幾らでも移り得ると言う事になるんじゃないかな。本件で老人支配と言うような様相を見出すには若年層での賛成比率は圧倒的だったと言う前提が必要に思われるが、今回各所で見られるどれにもそれを見いだせる様な結果は見当たらず、本件の結果だけに関すればシルバーデモクラシーとまで言わせる様な現象の証明としては成立していない。控えめに表現しても不十分。

 

 そもそも現役世代での中ですら賛成派が絶対的多数とはなっていないと言う結果が表してもいる通り、今回の都構想と言うのが現役世代の優遇を目的とした政策だと思わせる要素を持っていたかという根本的な疑問が出てくる事になるがどうか。自分が単純に見た限りではこの政策がそこまで高齢者に不利益を与えるものだとは思えなかった一方で、若い世代が何かこれでメリットを享受できるかというとそれも見えにくかったのだけれども。*1都構想と言うのは行政体系の再編を趣旨として提起されたのであって、それが直ちに特定世代への優遇不優遇に繋がると言うには何かプロセスの説明に不足を感じるのだが、何故そこで世代間対立の流れが出来るのかは不可解。

 私としても賛否に関わらず、こういうのは現役世代の投票結果が大きく反映されるのが望ましいと思うのだが、現役世代の投票率を高められなかった事に関して賛成派の問題点として指摘できるなら

  • 都構想に関して政策内容の説明が不十分で、現役世代に取って卑近な問題にも成り得ると言うアピールが不十分だった。(広報宣伝面での戦略ミス)
  • そもそも都構想自体に現役世代への政策効果を期待できる要素が盛り込まれておらず、伝えるにも伝えるべき内容を持てなかった(政策のアーキテクト面でのナンセンス)

上記の2点このどちらかに集約されるのでは無いか。

 

*1:(だからこそいまこの時点になるまで、このテーマに関して私自身も含め自分の意見を述べる接点に会わなかった人が多いのでは無いかと思う